自律神経失調症とは、自分の意思とは関係なく身体の機能を調整している

「自律神経（交感神経と副交感神経）」のバランスが乱れることによって、

全身の様々な器官に不調が現れる状態を指します。

ストレス、生活習慣の乱れ、ホルモンの影響などが主な原因とされますが、

身体的な原因が特定されないことが多いのが特徴です。

自律神経失調症は、症状の現れ方や原因によっていくつかのタイプに分類されます。

• 本態性自律神経失調症： 生まれつき自律神経の働きが不安定なタイプ。

• 神経症型自律神経失調症： 心理的な要因（不安、過度なストレス）が強く関与するタイプ。

• 心身症型自律神経失調症： ストレスなどにより身体症状が現れ、症状に対して強い不安を感じるタイプ。

• 更年期障害型自律神経失調症： ホルモンバランスの変化（更年期）に伴って自律神経の乱れが起こるタイプ。

自律神経失調症でお悩みの方の多くは、

病院で精密な検査を受けても

「異常なし」「ストレスが原因でしょう」と言われ、

つらい気持ちを抱えていらっしゃいます。

病院の検査は、器質的な病変（臓器や組織の物理的な損傷）を

見つけることに特化していますが、当院の役割はそこにありません。

オステオパシー整体院 Tetsuya'sは、

器質的な病変がないにも関わらず生じている

「機能的な不調」にアプローチします。

• 検査では捉えられない硬膜のわずかなねじれ

• 画像診断には映らない内臓を支える膜の硬化

• 血圧計では測れない末梢の細い血管の圧迫

これらはすべて、自律神経のバランスを乱す物理的な要因となります。

当院では、【自律神経失調症】の原因を、

頭から足の先、そして内臓や血管まで、

身体全体を一つの繋がりとして捉えるオステオパシーの視点で徹底的に探し出し、

ソフトな手技で原因箇所を解放します。

身体の緊張を根本から取り除くことで、あなた本来の自己治癒力を高め、

自律神経が自らバランスを取り戻せるように導きます。

「病院で原因不明と言われたから、本当に治るのか不安…」

そう感じていませんか？

オステオパシーは、単なるリラクゼーションや慰安ではなく、

エビデンスに基づいた身体調整法です。

自律神経失調症の症状を持つ患者に対する

オステオパシー的マニピュレーション治療は、心拍変動（HRV）を指標とした

自律神経活動のバランス改善に有効性を示すことが

複数の研究で確認されています。

特に、頭蓋テクニックや内臓テクニックを組み合わせたアプローチは、

副交感神経活動を優位にし、ストレス応答性の低下に寄与します。

これらの研究結果は、オステオパシーが自律神経系に働きかけることで、

交感神経の過剰な興奮を鎮め、

身体を「休むモード」である副交感神経優位の状態へと導く

高い信頼性を示しています。当院の専門的な施術は、

あなたの不安に寄り添いながら、

科学的根拠に基づいたアプローチで根本的な改善を目指します。

(参考文献：「オステオパシー手技療法と心拍変動による自律神経活動との関係」)